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min_underthesun メディア・パブ: 「Webが死んだ」を待ち望むのは伝統マスメディアか

メディア・パブ: 「Webが死んだ」を待ち望むのは伝統マスメディアか

2010/8/19

「ロングテール」、「フリー」、そして今度は「ウェブの終焉」。Wired編集長のChris Anderson氏が、2週間ほど前にWired誌特集で“The Web is Dead”を打ち上げることを予告していた。そして一昨日、その「Webが死んだ」を特集にした号が発行された。ネット上でも記事が公開されている。

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 特にiPadの登場は、米国の有力な新聞社や雑誌社を奮い立たせた。WSJ紙やLondon Times紙などの新聞を所有するNews Corpとか、Vanity Fair誌やThe New Yorker誌など有力雑誌を多く発行するConde Nastが、特に際立った動きに出ている。iPadアプリが伝統メディアを復活させる救世主になるとばかりに、iPadの出現を熱烈歓迎しているのだ。

 その裏にはどうも、Webアプリケーションのビジネスで散々な目に会ってきたという、伝統的なメディア企業の被害者意識も見え隠れする。紙の時代から新聞や雑誌はもともと、複数の記事をまとめてパーケージの形でコンテンツを定期的に読者に提供していた。インターネット時代が到来しても新聞サイトや雑誌サイトも当初は、ユーザーにはトップページに来てもらい、パーケージ中から所望の記事を選んで読んでもらっていた。そのころはまだ、メディア企業がコンテンツの提供で主導権を握っていた時代であった。

 ところが数年前から、Web2.0に代表されるWebアプリケーション時代に入ると、新聞サイトや雑誌サイトが提供するコンテンツが記事単位で流通するようになった。事実上のパッケージコンテンツの解体である。各記事は独自のURL(パーマリンク)を与えられ、記事単位で検索の対象になったり、リンクが張られたり、もちろんリミックスされて新しいコンテンツが作られたりしてきた。こうなってくると、コンテンツは無料で開放されているのが前提となり、課金の壁(pay wall)を設けるなんてもってのほかとなってくる。

 そして、各記事は検索エンジン、ニュースアグリゲーター、ブログ、ツイッターなどを介してソーシャルフィルタリング(ソーシャルエディティング)されて、ユーザーに届くようになってきた。読者参加型の消費者主導に変わってしまったのだ。これまで主役であった新聞社や雑誌社のようなコンテンツ提供者は脇役に追いやられてしまった。彼らのコンテンツをタダで拝借している検索エンジンやニュースアグリゲーターが潤い、またブログやツイッターのようなソーシャルメディアが活況を呈することになる。伝統的なマディア企業が不満を募らせるのももっともである。

 で反撃の狼煙を上げたのがNews Corp.会長のマードック氏である。1年半ほど前に、オンライン上の新聞コンテンツを有料化していくと宣言した。さらに、同社の新聞コンテンツをグーグルの検索エンジンで検索させないとも言い放った。だがWebの世界では、News Corp.が進める有料化も検索拒否も大きな流れを作り出せないでいる。


 そこでいいタイミングで現れたのが、アップルのiPadである。伝統的なメディア企業が特に注目したのはiPadアプリである。パッケージ化したコンテンツを有料で提供するのにぴったしであったからだ。つまり、昔のビジネスモデルが復活できるかもとしれないのである。マードック氏はiPadを「完璧な端末」と持ち上げる。News Corp.はiPadやiPhoneなどの有料モバイルアプリ向けに限定したニュース出版社を設立し、年内にもサービスを開始する予定である。雑誌社のConde NastもiPadアプリで活路を見出そうとしている。早々とiPadアプリで人気雑誌を電子化して有料販売を始めた。「GQ」、「Wired」、「Vanity Fair」、「Glamour」の電子版を毎号、iPadアプリとして号単位で売り出している。電子雑誌の価格は、ニューススタンドで一部売りする雑誌価格と同じである。

 News Corp.もConde Nastも、Webからモバイルアプリへの流れを大きくしていきたい。そしてパーケージした形でコンテンツを流通させ、主導権も取り戻したいのであろう。昔の佳き時代の復活を夢見ているのかもしれない。それに読者の中には、ソーシャルフィルタリングに疲れ、プロの編集者に魅力あるコンテンツをパッケージされた形で提供してほしいというニーズもあるはずだと。メディアの編集者としては、メッセージ性のある“これぞ”というコンテンツで読者を魅了させたいものだが、それにはパッケージ化された形で提供していきたい。そのための絶好の新しいチャンネルとして、iPadアプリに惚れ込んでいるのだ。

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 実はこの議論は、iPadの出荷が始まった4月にも盛り上がっていた。まず著名なメディア評論家のJeff Jarvis氏が、iPadを危険な端末と警鐘を鳴らした。先に述べたように、Webの世界は消費者が主役の自由な空間を作り上げていた。消費者は単に情報を消費するだけではなくて、クリエーターとして参加している。ところがiPadアプリは、パッケージ化されたコンテンツを消費者に提供する。消費者は“audience(オーディエンス)”として与えられたコンテンツを消費するだけの存在になりかねない。

 つまりWebの世界では消費者主導でクリエーターとして参加できたのに、モバイルアプリの世界では供給者主導で消費者はオーディエンスとして参加するだけになる。iPadは時代を逆行させるとJarvis氏が主張する。確かに、初期のiPadアプリ版電子雑誌の多くは、Web空間から遮断され、外部の検索エンジンの対象からも外れ、外部リンクも張られていなかった。一度自由なWebの世界の果実を味わった人たちが、iPadアプリに満足できるかどうか。もちろん、自由な空気を吹き込みクリエーターとして参加できるようなモバイルアプリも生まれてくるだろう。

ブラウザベースのWebサービスからモバイルアプリへ。Webの時代では消費者主導で解体されリミックスされていたコンテンツが、アプリの時代では供給者主導のプロが編集済みのパッケージへと逆行する。
「Googleが壊したものをAppleが作り直している」というツイートがあった。

min_underthesun メディア・パブ: 米雑誌社コンデナスト、ビジネスモデルを見直して再飛躍めざす

メディア・パブ: 米雑誌社コンデナスト、ビジネスモデルを見直して再飛躍めざす

2010/8/8

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となるととりあえず、読者から徴収する購読料売上を増やしていきたい。問題はどこで徴収していくかである。コンデナストもこれまで、プリント(紙)だけではなくてデジタル、特にWebサイトの展開にも注力してきた。だが残念ながらWebコンテンツでは無料が定着しており、コンデナストの雑誌のようなコンシューマ向けコンテンツをWeb上で有料化するのは容易ではない。

 そこでコンデナストが救世主到来とばかりに期待を寄せたのは、iPadのようなモバイル端末である。特に注目したのは、iPadアプリのようなモバイル アプリでは、雑誌コンテンツをパッケージした形で提供できることである。雑誌をニューススタンドで1部売り(有料販売)することが、オンラインで実現でき るようになるからだ。

 同社の動きは早かった。iPadが販売される前からいち早く、「GQ」、「Vanity Fair」、「Wired」、「Glamour」、そして「The New Yorker」 の5雑誌について、今年の夏あたりまでに、電子版をiPadアプリの形で発売することを明らかにした。予告通り、「GQ」、 「Wired」、「Vanity Fair」、それに8月に入って「Glamour」のiPadアプリを売り始めている。各号のiPadアプリの販売価格を、ニューススタンドでの雑誌の1 部売り価格に合せたのも、購読料売上アップを目指しているからであろう。

 以下の「Glamour」のiPadアプリのダウンロードも、 ニュースタンド価格と同じ3.99ドルとなる。ただしアプリには、ビデオやオンラインショッピングなどが加わっており、雑誌プラスアルファのコンテンツと なっているようである。

ピンチをチャンスとして攻めに転じる動きの早さ

sliced iPhoneで撮影した写真ギャラリーサイト「iPhonific」*二十歳街道まっしぐら

iPhoneで撮影した写真ギャラリーサイト「iPhonific」*二十歳街道まっしぐら

「iPhonific」はiPhoneで撮影した写真をまとめたサイトです。

とても綺麗な写真ばかりが並んでいてほんとにiPhoneで撮ったの!?と思うものまで。

2010-08-03 21:11

 by sliced

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min_underthesun 広告媒体としてのアプリ~注目されている広告市場~ | andronavi (アンドロナビ)

広告媒体としてのアプリ~注目されている広告市場~ | andronavi (アンドロナビ)

2010/5/12

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そんな時に登場したのがアプリ向けの広告プラットフォームだ。AdMobなどが代表例となるが、アプリの一部に広告を配信してくれ、売り上げの一部がアプリ開発者に還元される仕組みが整備されるようになったのだ。

例えば、アプリ開発者は自分のアプリの一部分に広告が入るように加工しておく。ユーザは、アプリを使う度に広告にふれ、気になれば広告部分をタッチして新たな情報を得ることができる。広告は、静止画だけでなくテキストや動画、他のウェブページにも連携して新たな広告を見せることができる。アプリ内で広告を見せつつ、他のアプリをダウンロードさせるといった連携も可能だ。

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市場拡大が見込まれるアプリ広告

アプリによる広告市場は今後、巨大な産業に発展する可能性を秘めている。実際、AdMobはグーグルに買収を仕掛けられた状態で、同社の傘下に入ろうとしている(5/7時点で買収は完了していない)。

アップルも、自社で独自に「iAd」と呼ばれる新機能を投入し、夏頃登場と見られている「iPhone 0S 4」からサービスを開始しようとしている状態だ。

モバイルの新しい広告形態。
アプリの内容とうまく連動していないと効果がなさそう。アプリ開発段階から組まないと。